我が家の子どもたちは、現在、小学5年生と2年生です。
小学校生活で増えていくものを収納するために自宅で使っているのが、無印良品のパルプボードボックス+ダンボール引出です。それから、幼稚園時代に作った作品を保管するためにも使っています。
このダンボール引出について、組み立て方から、使い勝手、長年使ってみての感想などを詳しくご紹介します。
目次
今年度も思い出と物が増えました
長女が小学校に入学する前は、確実に持ち物が増えるだろうと、ただ漠然と思っていました。
それなりの覚悟はしていたのですが、いざ学校生活が始まってみると、想像していたよりもはるかに多い物の量に驚きました。
毎日の授業で使う教科書やノート、プリント類の他にも、お道具箱や絵の具セット、算数セットなど、他にもまだまだあります。
中でも油断すると特に増えてしまいがちなものが、プリント類です。
学校からのお知らせのプリント、学習に使うプリント、ほぼ毎日、何かしら持ち帰ってきています。
一度ため込んでしまうと、整理して処分するのに、かなりの時間と労力がかかってしまうので、プリントに関しては、必要ではないと判断した時点で、処分するようにしています。
一方、小学校に比べて持ち物や配布物が少ない幼稚園からも、たくさん持ち帰ってきたものがありました。
それは、作品です。
幼稚園に関しては、むしろ作品くらいしか増えるものが無いと言ってもいいかもしれません。
一定に増え続ける作品の数。
こいのぼり、母の日・父の日、七夕、七五三、おひなさま…等、一年間を通して季節の行事ごとに制作活動をするのが園生活のテッパンです。
この他にも、お誕生日の記念のカードや、運動会やお遊戯会のプログラム(娘の通っている幼稚園では、立派なものを先生たちが手作りしてくれます)、日常のお絵かきに使うスケッチブック…等、挙げだしたら本当にきりがないくらいです。
今年度も、楽しい思い出と作品がいっぱいになりました。
断捨離好きでも捨てられない物もあるんです
子供の作品の扱いをどうするか?
キレイな状態で写真に収めて、処分する。というとてもスマートなやり方をされている方、ネットでよく見かけます。
その手法を見ると、私もそうしたいな~と、すごく憧れるんですが、なかなか出来ない自分がいます。
まず、うちの子供たちが捨てずにとっておきたいからというのが、大きな理由です。
日頃、私の好みに合わせて、物の少ない環境に付き合ってくれている娘たち。
そのため、子供たちの所有物に関しては、本人たちの気持ちを尊重しています。
似たようなものがいくつかある場合は、そのことを伝えアドバイスをしたりして、整理・処分へと促すことはありますが、とっておくかを最終的に決めるのは、子供自身に任せています。
また、作品を捨てられないもう一つの理由は、私が子供たちの作った作品をそのまま残しておきたいな~と思うからです。
やっぱり作品の現物を見て手に取ると、潔く捨てることが出来ません。
こうして増えた作品たち。
捨てられないのなら、せめてすっきりと収納させたいのが切なる願い…。
幼稚園だけでも、この通りすごい量になります。
大きさや形だって様々で、収納泣かせです。
一か所にまとめられるものは、出来るだけまとめて収納することにしています。
ひとまとめにしておくことで、作品を見返したり、また整理するにも簡単に出来ます。
まとめて保管しておくと膨大な量になるので、作品同士を見比べた時に、子供たちが「これは、いらないかな」と処分する気持ちにもつなげられるかも…という狙いも、実はあるんです。
この方法、うちの娘には効果てきめんで、物の多さに圧倒されてか、「こんなにたくさんあるから、これいらない」と、自然と手放してくれることもよくあります。
無印良品 パルプボードボックス ダンボール引出の組み立ての注意点
作品の収納に使っているのは、無印のパルプボードボックスです。
今回使うのは、タテヨコA4サイズのタイプです。
縦置き・横置きどちらも可能ですが、これをヨコ置きにします。
(パルプボードボックススリムについて書いた記事はこちらをご覧ください)
このパルプボードボックスに、ダンボール引出を合わせて使います。
この引き出しは、組み立て式です。
購入時は、約35×65cmに折り畳まれた状態です。
折り目を付ける箇所は見ればわかるので、出来上がりの形をイメージしながら組み立てていけば、とても簡単に出来ます。
説明書を見なくてもなんとなく作れてしまうのですが、少しわかりずらい箇所があります。
それは、引手部分です。
↑ 影になっている箇所が引手部分です。
↑ 取扱説明書の工程⑥が引手です。
これだけだとイメージがつかみにくいですが、実際にやってみるとわかります!
ポイントは、この引手部分の折れ筋をしっかり付けてから組み立てることです。
↑ このようにあらかじめ折っておくことで、作業がスムーズに進みます。
手順通りに進めれば、数分で完成です。
私の場合は、早く組み立てを終えて収納したい気持ちが先行してしまい、道具は使っていませんが、折り目を付ける際にヘラなどを使用すると仕上がりがきれいになると、説明書には記載があります。
見えない部分も丁寧に仕上げたい方は、用意してみるのもいいと思います。
ダンボール引出に作品を入れてみました
早速作品を収納します。
娘二人分の幼稚園作品のほとんどが二つの引出に収まりましたが、やはりサイズオーバーしてしまうものもあります。
スケッチブックなどの大きいものは、パルプボードボックスの後ろに隠しました。
前からは見えません。
A4サイズのファイルケースも入ります
ちょこちょこっとメモ帳に書いてみたり、好きな形に切った紙にお絵描きしてみたり、お手紙を書いてみたり…そんなお年頃の娘たち。
これも作品というカテゴリーに入れていいのでしょうか?
これらをなんと呼ぶべきか、悩みどころではあるのですが…、とりあえず「紙類」。
本人たちにとって大切なものであることは間違いないようなので、きちんと保管しています。
そんな色々な紙の集合体を保管するのに使っているのが、ダイソーの収納ファイルです。
厚みが約4cmあるので、結構入ります。
なんでもかんでも全て保管というわけではなく、一年分をひとつのファイルに収められるように厳選しています。
年度ごとに分けるだけの、ざっくり収納です。
そして、このファイルケースをダンボール引出に入れれば、すっきり完成です。
ダンボール引出、作品以外の収納にも大活躍
ダンボール引出のサイズは、約幅34×奥行27×高さ34cmです。
でも、ダンボールが二重になっている箇所があるため、実際の収納部分はこれよりも少し小さめです。
さらに、引手部分があるため、底面の奥行が2cmほど狭まっています。
(引出の内側サイズは約幅31.5×奥行24.5cmです)
この奥行にぴったりなケースがあって、使っているものがあります。
無印のポリプロピレンメイクボックスです。
↑ 奥行はジャストサイズです。
横幅に2cmほど空きスペースができてしまいますが、メイクボックスの他サイズのアイテムを組み合わせて使うことも出来ます。
ダンボール引出にしてみたら、作品の散らかり具合が改善されました
ダンボール引出の一番のポイントは、なんと言っても開閉が楽なことです。
子供の作品は、部屋のどこかしらに無造作に置いてしまいがちです。
持ち帰ってきた日は作品について家族間で話題になりますが、数日経ってしまえば、ほぼほったらかし状態。
置きっぱなしにすると、部屋が散らかる要因に..。
そうならないために、保管すべき作品は早めに決まった保管場所にしまうことが大切です。
でも、わかってはいても、それがなかなか出来なかったりするんですよね。
私の場合ですが、以前クローゼットの上部に置いたフタ付きのケースに収納していたときは、保管を後回しにしてしまいがちでした。
フタを開けて作品をしまうのが、面倒だったんです。
でも、しまうのが簡単に出来る引き出しタイプの収納ケースなら、すぐに保管する気になれます!
部屋が散らかってしまうのを防ぐだけでなく、早めに収納をすることで、作品の状態の良いまま保管することが出来るようになったことも、うれしい出来事でした。
ダンボール引出の耐久性が心配…実は意外と持ちます!
いくら引出式で使いやすいと言っても、実際のところダンボール製って耐久性どうなの?
と、心配に思う方も多いと思います。
私自身も不安な気持ちでありつつ、使い始めました。
でも、結論から言うと、一度も壊れたことはありません。
無印の段ボール製品、長年使っていますが、現状、不具合箇所は無いのです。
しかし、ところどころ劣化部分は見られます。
具体的に言うと、ダンボールの線に沿って筋っぽく跡が付いてしまった箇所があります。
近くで見ないとわからない程度なので、あまり気にしていません。
一番傷ついているなぁと思う箇所は、底面の擦れ跡や傷です。
「ダンボール製だから、雑に扱うと傷つくなぁ」と、無意識に防衛反応が働き丁寧に使っていたはずですが、それでも傷は付いていました。
引出の底なので、普段は全く気にならないのですが、あっちこっちに傷を確認。
でも、使ううえで問題は無しです。
水をかけてしまったり、重いものを誤って載せてしまったり、といった何か特別なことはなく、普通に使っていれば耐久性もそこそこあると思います。
まとめ
無印のパルプボードボックスの引出は、なんと言っても価格がお手頃で揃えやすいことが、購入へとつながった私の最大の理由でした。
そして、使い勝手の良さを体験し、今では我が家での作品収納の主要アイテムとなっています。
でも、便利であっても、引出の買い足しはしていません。
作品の保管量は、引出3個分まで。と、決まりを作っています。
子供たちに、残しておくものと処分するものに分けてもらうことは、「自分の持ち物」ときちんと向き合うきっかけにもなっていると思います。
奥が深いです、子供の作品って。
厳選されて残ったものは、本当に大切なものなので、キレイな状態で保管するようにこれからも気をつけていきたいです。
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